Russell Athleticタグ年代早見表|50s~90年代まで一気に解説

年代判別

タグによる年年代判別

古着好きなら一度は手にするラッセルアスレチックス。
実は創業は1902年と非常に古く、世界で初めてスウェットを作ったブランドの一つです。

以前の記事でも紹介したように、ここ数年はカニエ・ウェストが着ていたことでも話題が再燃。
昔は古着屋のラックで1,000円台だった90年代スウェットも、いまや“探して買う”アイテム。

90年代の名品:ラッセルの前Vスウェット

そんなラッセルを語るなら、タグの歴史は絶対に外せません。
ただのスウェットに見えても、タグひとつで年代を判別することで当時の歴史背景が見えてきたりもします。
そんなラッセルのスウェットの魅力と年代ごとの見分け方を紹介します。

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【結論】

圧倒的におすすめなのが90年代のスウェット。(特に無地)
シルエット、素材ともにいつの時代でも馴染むようなシルエットが特徴。
1着は持っておいて損のないアイテム。
価格は高騰気味ですがまだ1万アンダーで買える印象。

50年代「WPL7232」:前V仕様のリアルヴィンテージ

いや、ラッセル?と思いますが初期のラッセルのタグです。
本来であればこのタグの下部にWPL232と記載があり、この番号がラッセルの製造番号を示します
この当時のスウェットにはラッセルアスレチックスという表記はなく、製造番号で判別が可能です。
当時は品質の高さから戦時中には米軍にも支給を行っており、今ではヴィンテージ品として扱われています。
タイトめなシルエットやディテールはまさしくヴィンテージスウェットです

1950s 

70年代「金タグ」

そして70年代の金タグ。
光沢のあるゴールド地に赤いロゴが入っていて、ひと目でわかる存在感。
アメリカ製全盛期で、生地は肉厚&ドライ。
50年近くたった今もガシガシ着られるタフさが魅力です。
シルエットはまだ細い

1970s

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80年代「青タグ」:カレッジスウェット黄金期

次は80年代のタグ。
ブルーのベースに赤い“R”マークが入ったデザインで、カレッジスウェットブームを支えた世代です。
刺繍ではなくプリントなのが特徴
プリントものも多く、色落ちしたボディがアメカジ王道の雰囲気を漂わせます。
シルエットはまだ細身。
ハイウエストのデニムにタックインすると、現代でもバランス良く決まります。

90年代「刺繍タグ」:ストリートと相性抜群

そして90年代の刺繍タグ。
白地に青赤のロゴが刺繍された、紙タグから織りタグへ移行した時代です。
この頃のスウェットは短丈で袖が太い独特のシルエット。
カニエ・ウェストが着ていたのもこの年代で、現代のオーバーサイズスタイルとも抜群に相性がいいです。

この時代からメキシコ製などUSA以外の製造国が見られます。
自分も結局このスウェットばっかり着てるな〜となりがちです。

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まとめ:ラッセルにも長い歴史

創業1902年とラッセルアスレチックスは、とても長い歴史を持っています。
どの年代もそれぞれの魅力があって、どの時代のものにもアメリカのカルチャーが詰まっています。

現行品はこちら


 

 

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