【90年代の隠れ名作古着 J.crewのロールネックニット】

古着
服好きの中でもあまり知れ渡っていない「隠れ名作」と称されているアイテム
そんな名作の中から今回ご紹介するアイテムはJ.crewというブランドのロールアップニット
上質な素材の上に、なんと言っても今のトレンドにマッチする絶妙なシルエットが特徴のアイテムです
ひと昔前までは古着屋でも安価でよく見かけたこのアイテムですが、最近めっきりみることが少なくなってきており、ネットやフリマサイトなどでは1万以上で販売されているのを目にすることが多く、じわじわと値段も高騰気味です
今回はそんな純絶滅危惧種について紹介していきます

-まずはJ.crewというブランドについて-

J. crew
アメリカ ニューヨークにて1983年に創業 ベーシックなアメリカンカジュアルを手の届きやすい価格帯で展開をしており、シンプルでハイクオリティーをコンセプトとしている
オバマ前大統領夫人が着用していたことにより、アメリカ国内で人気が出るが、昨今人気を落としており、コロナ禍でも打撃を受け20年にはチャプター11(日本でいう民事再生法)を申請
日本では09年に完全に撤退し、現在での購入手段はオンラインのみ。
いかにもアメリカ人が好むようなブランドでGAPなどよりもはるかにスタイリッシュでラルフローレンよりも手に取りやすい価格設定。といった立ち位置のブランドです。

本題のロールネックニットについて

発売は1988年。歴史が浅いアイテムではありますが
このアイテムは古着のアイテムの中でも名作と称されることが多いです
その特徴はなんといっても素材とデザインでしょう
①まずは素材について
素材はコットンやウール、リネンなどが多岐に渡ります。このアイテムに関わらずJ. crewのアイテムは価格に対し素材が良いです
J.crewはイタリア、イギリス、その他のアジアのパートナー企業より素材を直接仕入れているため、品質が高いことで知られています。特に90年代の頃の素材感は非常に着心地が良いです
【90年代 通称巨人タグ時期 素材:コットン】
【00年代以降タグ 素材:コットンリネン】
②デザイン
次は代名詞のデザインです
なんといっても特徴は首元のロールネックでしょう
通常のタートルネックなどではなく、生地を外側に折るデザインになっており、窮屈さは全く感じられません
その上ハイネックらしい上品な印象を与えます
年代によって若干シルエットが異なるのも特徴です
【90年代のロールネックニット】
90年代特有のゆとりのあるシルエットです。こちらは少しデザインが入っているモデルです
100%コットンで着心地が非常に良いです
いわゆるコットンニットですが、ローゲージ仕様のため春先から冬まで幅広い季節での着用が可能です
【00年代の裾、袖共にリブの縛りがないタイプ】
ゆったりとしたシルエットでベーシックな印象です

 

 

 

まとめ
今回はJ.crewの名作ロールネックニットを紹介しました
定番アイテムだからこそさまざまなモデルで展開が今なお続いている商品です
是非古着屋に行った際は探して自分に合う1着を見つけていただきたいアイテムです
【Youtubeはこちら】

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